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市民が奏でる、市民が楽しむ、市民がつくる音楽祭

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市民が奏でる、市民が楽しむ、市民がつくる音楽祭

公益財団法人浜松市文化振興財団情報誌Hamamatsu Cultural Foundation News VOL.6 2012秋号に特集記事が掲載されました。(以下紙面より引用)

特集2 はままつ音楽の秋6Weeks

やらまいかミュージックフェスティバル実行委員会
市民が奏でる、市民が楽しむ、市民がつくる音楽祭

10月13日(土)・14日(日)の2日間にわたり、浜松中心部の各ステージにジャンルと世代を超えた291組(1,284人)が出演する「第6回やらまいかミュージックフェスティバルinはままつ」(略して“やらフェス”)。このイベントを運営するやらフェス実行委員長の鈴木建也さんを始めスタッフの方々に、活動の意義や課題、将来像についてお話を伺いました。

 浜松は「音楽の街」と言いながら、市民レベルでの感覚を持てないでいた頃、仙台で開催されている市民が創る音楽祭「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」と出会いました。市民が主体となり創り上げる形態に賛同してくれた方たちと、自分たちも浜松で市民が創る音楽祭をぜひ開催しようということになりました。
 今年で6回目の開催となりますが、まだまだ多くの課題があります。ボランティアは延べ400人程ですが、当日の2日間とも参加できる方は意外と少なく人数が足りていません。一方で応募者は年々増加しているのに対し、ステージの設置場所を十分に確保できていないという現実もあります。また、認知度がまだまだ低く広報の難しさを感じています。それらを解決するためには地域や行政、企業や学校などとより深く連携していくことが重要だと思います。最近はポスターやTシャツのデザインを専門学校や大学の学生さんにお願いし、1年生でボランティアを体験、2年生でデザインコンペに参加するというように授業に組み込んでいただくケースもあります。また商店街の方にも参加者や来場者に何らかのサービスをご提供いただけるよう、声を掛けお誘いしています。音楽というソフト事業をきっかけにして様々な立場の人々がつながり、出演者が次回はボランティアなどのスタッフに加わるような循環が生まれると良いですね。市民発祥のイベントがあり、市民レベルで音楽が街に根付いてこそ、音楽の街と呼べるのだと思います。
 今後も奇をてらうことなく、地道に続けていくことで、10回、20回と開催し、歩みを確実なものにしていきたいです。周りからは「大変でしょう?」と言われますが、携わることで周りの仲間からエネルギーをもらい、創り上げることの喜びや楽しみを実感しています。音楽の街だから音楽祭をやるのではなく、いつでもどこでも、ごく自然な形で音楽が流れる街の一助となり、年に一度の集大成としてやらフェスがあり、未来へ存続していくことが理想です。


【やらフェスとは・・・】
演奏者、聴衆、運営者である市民が主役となり音楽を大いに楽しみ、音楽の素晴らしさを多くの人々に伝えていく市民音楽祭。街中が音楽で溢れ、様々な世代の人々が交流し、市民が誇りに思える“音楽の浜松まつり”を目指している。さらには、中心市街地の賑わいの創出や商店街の活性化、産業振興に寄与することも視野に入れて活動中。

実行委員スタッフ・ボランティア随時募集中
興味のある方はメールまたはFAXにてお問い合わせください。
やらまいかミュージックフェスティバル実行委員会事務局
〒430-0939 浜松市中区連尺町314-36
チサンマンション連尺505号室
FAX : 053-450-2627
E-mail : info@yaramaika-mfes.com


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